株式会社ナカノアイシステム

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2012年12月のエントリ

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執筆者:asa 2012-12-7 15:00

ナカノアイシステムが導入したナローマルチビーム測深機「Sonic2024」この度ナカノアイシステムは、広範囲の海底や湖底等の地形を高精度かつ面的に把握できる「ナローマルチビーム測深機」の最新機種(次世代型)であるR2SONIC社(アメリカ)の「Sonic2024」を新潟県内の企業としては初めて導入しました。

これまで海底や湖底等の地形を測る方法として、船が走行しながら直下に音響ビームを発信し、底面からの反射音を連続的に記録する「シングルビーム測深機」がありましたが、「シングルビーム測深機」では船の直下の地形しか把握できないため、海底や湖底の面的な形状を計測するためには何回も船を往復させる必要があり、非常に効率の悪い計測方法でした。

  

一度に広範囲を計測します。これを改善するために、音響ビームを扇形に発信し、一度に面的な海底や湖底等の地形を把握できるようにした機器が「ナローマルチビーム測深機」です。

今回当社が導入した「Sonic2024」は、他の「ナローマルチビーム測深機」と比較して非常に高性能であることから、多種多様な条件下において高精度でかつ効率よく海底や湖底等の地形を計測することが可能となっています。

ビームを集約し高精度なデータを取得(左)、ビームを斜めにし護岸などのデータを取得(右)例えば、ビームの角度や方向を自由に変更できるので、調査船の直下方向にビームを集約し、高精度かつ高精細なデータを取得したり、横方向にビームを集約し、護岸や岩場などのデータを取得することができます。

 

 

  海底に沈んでいたコンテナ昨年の東日本大震災においては、津波の影響で多くの建物等が海底に瓦礫として沈んでしまいました。現在、海底の瓦礫調査のため、「ナローマルチビーム測深機」が大いに活用されています。東日本大震災における海底での測深調査は今後も続けられるものと考えられることから、今回導入した機種を活用して震災の復旧・復興に貢献したいと考えています。

また、平成24年2月7日に新潟東港でロシア船籍の貨物船とシンガポール船籍のコンテナ船が衝突し、貨物船が沈没した事故が発生しましたが、当社の「ナローマルチビーム測深機」であれば、複雑な海底の状況を高精度に計測し鮮明に表現できるため、同様の事故が発生した場合等の海底調査に大いに役立つものと考えられます。

上記以外にも、各種深浅測量や、水中での各種調査において、浅い領域から深い領域まで、狭い領域から広い領域まで、多種多様の測深に利用することができます。

(画像にマウスカーソルを重ねると、説明が表示されます。)

関連リンク : 深浅測量

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