3次元レーザー計測(MMS)


MMS-X640

ナカノアイシステムは、三菱モービルマッピングシステム(MMS-X640)を導入し、道路台帳図作成や道路施設調査など、あらゆる道路維持管理業務に役立てます。

「三菱電機」ウェブサイト MMS関連ページはこちら

◆ 計測データの動画はこちら

モービルマッピングシステム(MMS)とは

MMSは、GPSアンテナ・レーザースキャナー・カメラ・IMU(慣性計測装置)・オドメーター(車両移動量計測装置)を車両に登載し、走行しながら建物・道路・ガードレール・標識などの3次元データや画像を取得できるシステムです。また、パノラマ撮影用カメラを搭載し、上空を含めた全周囲の撮影が可能です。


車両上部


パノラマ撮影用カメラ(Ladybug3)

車内設備

■精度GPS可視区間で、周囲20m以内であれば、絶対精度10cm以内、相対精度1cm以内の高い精度で計測します。公共測量に対応した大縮尺図化が可能です。
■安全性交通量の多い道路でも、交通規制なしで安全に計測できます。
■時間・経費現地作業を低減させることができ、費用の圧縮も可能となります。 また、操作性等に優れたツールで、容易・正確に道路空間情報を取得できます。
作業の流れ

計測は、運転手・ナビゲーター(助手席)・オペレーター(後部座席)で実施します。40km/h〜80km/hでの計測が可能です。(40km/hが目安)


作業の流れ
取得データ

画像と点群データの重ね合わせ

色付き点群データ

色付き点群データ(鳥瞰)

360度カメラ画像(パノラマ)
解析図化(公共測量に則った地形図作成)

道路台帳図

公共測量作業規程『準則 第17条(機器等及び作業方法に関する特例)』の適用が可能なので、精度管理された地図情報レベル500(1/500精度)の地形図を作成することができます。

また、以下の項目を取得することで、道路台帳図に利用することができます。


■真幅道路(道路縁)、歩道 ■側溝(U字溝、L型) ■安全施設(ガードレール等)
■マンホール・消火栓等 ■電柱・標識・照明灯等 ■雨水桝・並木桝

関連リンク  デジタルマッピング  路線測量  道路台帳 

道路GISでの活用

MMSにより取得したデータや成果品は道路GISで活用することができます。作成された地形図データを道路GISの背景図として取り込むことができます。また、画像や3次元データも道路GIS上の図形(路線や施設など)にファイリングすることで、参照することができます。

道路GISと連携することで、データの整理・検索・共有が容易になります。


道路GISとの連携

関連リンク  道路台帳管理システム

さまざまな応用例


■道路施設調査

道路情報管理施設
■路面性状調査

ひび割れ確認(路面オルソより判読)

わだち掘れ解析(レーザ点群より判読)
■安全点検などの災害対策

法面確認

トンネル調査

このほかにも、設計・走行シミュレーション・各種資料作成など道路にかかわる各種業務に活用できます。

おもな仕様
カメラ搭載台数6台
レーザー搭載台数4台
連続記録容量 データログ最大8時間
カメラ映像最大90,000枚/台
カメラ 画素数500万画素(2400×2000)
視野角1台あたり 水平方向80°垂直方向64°
設定方向CH1:前左向き CH2:前右向き CH3:横左向き
CH4:横右向  CH5:後左向き CH6:後右向き
最速撮影枚数10枚/秒
レーザー 設定方向CH1:前上(25°) CH2:前下(−25°)
CH3:後上(45°) CH4:後下(−45°)
精度 絶対精度※10.1m(rms)以内※3
相対精度※20.01m(rms)以内
自己位置精度0.06m(rms)以内※3
消費電力・バッテリー稼働時間12V DC・420W/180分
対応車種・装置搭載後の車両寸法フォルクスワーゲン Golf Touran・W1850×L4420×H2200mm

※1:絶対精度:真値(絶対値)に対する測定値の差

※2:相対精度:地点間の平面距離と比高の差

※3:良好なGPS受信を前提とした場合。rms:root mean square(二乗平均値)