道路

道路台帳は、道路の現況を把握・維持管理していくために不可欠な台帳です。地方交付税算定のために必要となる重要な資料であり、道路の現況を示した道路台帳平面図と道路台帳調書で構成されています。また道路台帳の調製・保管については、道路法第28条および道路法施行規則により定められています。

道路台帳

道路台帳

ナカノアイシステムでは、航空写真測量などで作成された地形図上に、道路を管理するうえで必要な各種情報(当該路線の起終点・路線名・路線番号・舗装種別・側溝など)を記載した道路台帳平面図を作成し、併せて現地および道路台帳平面図上で計測された認定路線の延長や面積、道路施設について集計した道路台帳調書を作成します。

デジタル化により有効活用が可能

ナカノアイシステムは、デジタルマッピング技術により道路台帳平面図のデジタル化を行っています。劣化したマイラー原図での管理からパソコンでの管理が可能となり、検索の効率化や情報の一元管理に有効です。
また、デジタル化することにより、統合型GISなどの庁内横断的なシステムを用いて当該情報を多くの職員間で共有、かつオーバーレイによる情報取得が可能となるなど、さらなる有効活用が期待できます。

デジタル地形図を利用した道路台帳平面図デジタル地形図を利用した道路台帳平面図

指定道路台帳

指定道路台帳

指定道路台帳とは、建築基準法上の道路のうち、特定行政庁が指定した道路(法第42条第1項第4号、5号、第2項)および指定道路以外の建築基準法上の道路(法第42条第1項第1号、2号、3号)、法第43条第1項ただし書きを管理するものです。ナカノアイシステムは「建築基準法道路関係規定運用指針」に準じた指定道路調書および指定道路図を作成します。不明な路線にあたっては、ご要望に応じ現地測量や写真撮影も併せて実施します。

スムーズに正確な路線図を作成

ナカノアイシステムは、指定道路データに属性を付加して一元的に管理することによって、「建築基準法道路関係規定運用指針」に準じた指定道路図をスムーズに作成できます。
指定道路調書を作成する際のみなし線(境界線)や寸法線を自動で発生させることにより、作成時間の短縮や入力ミスを軽減することができます。また、すべて座標管理されていますのでGISへの移行もスムーズに行えます。

指定道路台帳図指定道路台帳図