上下水道
ナカノアイシステムでは、官公庁・地方公共団体が管理している下水道、ガス・水道の台帳整備を行い、図面の維持更新・集計・報告書作成まで幅広くサポートします。
下水道台帳
下水道事業では、公共施設としての下水道施設の適正な維持管理・把握を行うため、下水道法にもとづき下水道台帳を作成する必要があります。また、下水道に接続する排水設備の工事概要や使用者の把握など排水施設設置にともなう書類管理のため、排水設備台帳も併せて作成します。
ナカノアイシステムでは、現地の測量調査、台帳図や調書の作成、下水道施設管理システムのデータ作成など下水道施設管理に係わる業務全般を行っています。
高精度、かつ効率的な台帳整備が可能
ナカノアイシステムはお客様のご要望に応じて、以下のとおり整備手法を選択・併用することができます。
- 下水道施設の現況調査や水準測量を実施し、高精度な台帳を整備します。
- 既存の工事竣工図を有効活用し、適正な維持管理が行えるよう、台帳を整備します。その際は、下水道施設管理システムへのデータ搭載を前提に、デジタルデータを整備します。さらに、整備したデジタルデータから台帳図の出力や調書を自動集計します。
下水道施設のデジタルデータ
ガス・水道台帳
ガス・水道台帳とは、ガス・水道施設の埋設位置を地図上に描き、併せて施設管理に必要な布設年度・管種・口径・埋設深などの属性情報を加えた図面です。また、関連する帳票として弁栓類・配水池・浄水場・ポンプやガバナー・水取器などの施設ごとに、位置図や構造および性能などの詳細な情報を記載した個別の施設台帳を作成する場合もあります。ガス・水道台帳を整備することにより、施設の維持管理や事故などへの迅速な対処、設計・計画を的確かつ経済的に行うことができます。
システムによる有効利用が可能
ガス・水道台帳は、ナカノアイシステムの個別型GISのひとつであるガス水道施設管理システムによる有効利用を想定したデジタルデータとして整備します。各種竣工資料または現地調査測量の成果にもとづき、管・バルブなどの各種施設を線・記号として地図上に入力します。さらに入力したアイテムに対して布設年度・管種・口径などの属性情報を付与します。これらのデータをガス水道施設管理システムに搭載することにより、情報の検索・集計・シミュレーション、各種台帳の閲覧・更新および出力を行うことが可能となります。
ガス水道台帳作成フロー