プラント・工場 施設管理GIS
2次元と3次元を合わせた施設管理


TOPICS
プラント・工場 施設管理GISとは
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- GIS(地理情報システム)とは、位置情報に付随して、属性情報(文字情報)とスキャニングした資料などを一元管理するシステムです。近年、プラントや工場内の保全管理や財産管理に使わています。これまでバラバラに管理されていた情報を地図上に展開することにより、GIS上で一元管理ができ、かつ相互の位置関係を視覚的にとらえることができます。ナカノアイシステムでは、2次元データと3次元データをまとめて管理する仕組みをご提供します。

導入のメリット
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- 位置を主体に情報をトータルで管理
- 文字だけでは、どこの場所の情報なのかわかりにくい場合があります。GISは地図上に位置を登録し、位置に対し文字情報やその他関連ファイルを紐づけることができます。位置を主体に各種情報をトータルに管理することができます。
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- 施設管理資料の集約化
- 社内で分散され保管されている施設管理資料を、GISに取り込むことで、情報の集約化を図ります。さらに、集約化した情報を、GISを用いて広く情報共有することができます。これにより、必要時にすばやく施設管理資料を探しだすことができるため、労務費の削減につながります。
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- 情報共有の促進を図ります
- 弊社のGISは、簡易な操作で「見る」、「書く」、「探す」ことができます。従いまして、導入された会社の職員様が簡単に情報登録することができるため、日々情報共有を推進していくことが可能です。
導入形態
スタンドアローン型
こんな場合に・・・
- まずは1台導入したい。
- 複数人で同時にGISを使うことはない。
- GISの情報は、社内のネットワークとは隔離したい。 など
クライアントサーバ型
こんな場合に・・・
- 複数人で同時に使用したい。
- 広く情報を共有したい。
- 自席で自分のパソコンで使いたい。 など
導入までの流れ
導入についてお打合せ・お見積り(無料)
GISを導入するにあたり、「なにを管理対象にするのか」、「背景図は何にするか」などお打合せをさせていただきます。その結果をもとに、費用対効果が一番高い導入方法のご提案とお見積りを提出します。お打合せとお見積りの作成は無料です。ご希望の場合は、画面最下部記載の問い合わせ先よりお気軽にご連絡ください。

必要データの作成
お打合せの結果、背景図など必要と判断されたデータを作成します。まずは必要最低限の状態でGISを導入し、徐々にデータを追加整備していくことも可能です。 例えば背景図の場合・・・ ・背景図として利用できるデータを持っている(SHAPE形式、DWG形式など) →利用できるデータか一度確認させて頂きます。 ・紙地図をもっている →スキャニングし、GISの背景図として利用することも可能です。 ・地図が全くない →弊社で施設内を計測し、GISのデータを作成します。
システムの納品
GISを指定場所に納品いたします。ご要望に応じて、操作研修会を行います。

利用事例紹介
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敷地管理
プラント敷地内の土地(筆)を管理します。土地ごとに地番、地積、所有者、賃貸借情報などの情報を登録します。借地の場合、賃貸借の契約書などの関連資料をファイリングします。
敷地の所有者別色塗り
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建物管理
プラント内の建物を管理します。建物ごとに名称、所在地、竣工日、工事業者、補修履歴などの情報を登録します。添付資料として、建築確認申請書、設計図、竣工図、補修履歴資料などの関連資料をファイリングします。
建物に関連するファイルを添付
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360°写真ビューア機能を搭載
プラント保全業務をサポートするプラントGISに、「360°写真ビューア」機能が加わりました。 地図上の撮影ポイントを選択すると、ビューアが起動し360°写真を表示します。ビューアでは、撮影個所を上下左右に見渡すことがで き、普段確認しづらい配管ラックの上部からなど施設の隅々まで把握することができます。配管の腐食調査などにご利用いただけます。
360°写真の撮影は、小型で軽量の撮影機材を使用し、高所撮影用の棒を用いて撮影します。従いまして、配管が込み入った箇所でも隙間から撮影でき、撮影高度も約10mまで撮影することができます。施設のデジタルツイン化にお役立てください。
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配管ルート図
プラント内の地上配管を管理します。添付資料として、P&ID図、アイソメ図、ラック内配管図等などの関連資料をファイリングします。管路は、竣工資料、レーザ計測結果から入力します。
配管ルート図、配管ラック位置図
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地下埋設管ルート図
プラント内の水道、工業用水道、下水道、電気ケーブルなどの地下配管を管理します。管路は、竣工資料、地下調査レーダ(アライアンス:)調査結果から入力します。
上水道管路図、下水道管路図 -
点検管理
プラント内の各種点検結果を管理します。点検の判定に応じて色分け表示することで、修繕等の優先度を視覚的に把握することができます。
点検結果により色分け表示
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地質調査管理
プラント内の地質調査結果を管理します。地質調査結果は、蓄積することが重要であるため、過去の情報も登録することをおすすめします。
地質調査履歴
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機器管理
プラントの屋内外に設置されている各種機器を管理します。2次元で概略の位置を確認し、3次元で詳細の位置を確認します。
機械に関連するファイルを添付
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