1. TOP
  2. 3D計測
  3. 地上3D計測
  4. プラントマッピングソリューション

プラントマッピングソリューション

2次元・3次元コンテンツ

プラントマッピングソリューション

プラントマッピングソリューションとは?

プラントマッピングソリューションとは、プラントや工場向けの「2次元と3次元の地図コンテンツ」を指しています。


3次元地図コンテンツ

  • 点群データ
  • モデリングデータ
  • 3Dマップ など

2次元地図コンテンツ

  • 空中写真
  • 平面図
  • 防災用ハザードマップ(標高段彩図) など

プラントマッピングソリューションの使用目的は、保全管理、設計・施工、防災対策など多岐にわたります。

プラントマッピングソリューションとは?

ナカノアイシステムの特長

  • 航空写真測量のプロ
    ナカノアイシステムは昭和50年代より航空写真測量に従事しており、現在もメインのサービスとして航空写真、平面図、標高段彩図などの防災地図コンテンツをご提供しています。
  • 陸・海・空・地下「フルラインナップ」の計測
    陸上と空中のレーザ計測はもちろんのこと、水中の計測、地中の計測もお任せください!
    目的に応じて、最も費用対効果が高い計測手法をご提案いたします。 3Dレーザ計測活用の場面
  • TS(トータルステーション)測量・水準測量により精度を確保
    自社で地上レーザ計測機器を保有し、計測を行う企業は増えています。ナカノアイシステムでは、レーザ計測時にTS測量や水準測量といった測量技術を組み入れます。こうすることにより、計測範囲が広範囲の場合や高さのある施設の場合でも精度を保った計測を実施することができます。

陸・海・空・地下「フルラインナップ」の計測

地上レーザ計測

地上にレーザスキャナを据置き、計測をおこないます。計測結果は精度が高いため、設計業務、保全業務ともにご利用いただけます。

MMS(車両搭載型レーザ)計測

GNSSアンテナ・レーザスキャナ・カメラ・IMU(慣性計測装置)・オドメーター(車両移動量計測装置)を車両に搭載し、走行しながら3D点群データや周辺の画像を取得します。時速60Km程度の速度で走行しながら計測できるため、すばやくかつ安価に計測することが可能です。

UAV(ドローン)レーザ計測

UAV(ドローン)にレーザスキャナを取り付け計測を行います。広範囲の計測には最適です。

航空レーザ計測

航空機にレーザスキャナを取り付け、レーザ計測を行います。UAV(ドローン)規制区域を計測したい場合や広範囲を計測したい場合に利用します。

マルチビーム測深計測

通常測量で用いられるレーザは水に吸収されてしまい、水中の計測結果を得ることができません。マルチビーム測深機は、調査船に装着したソナーから扇状に発信した超音波ビームの反射波を受信し、水深を面的に計測することができます。

地下レーダ計測(アライアンス:ジオ・サーチ㈱ 別ウィンドウで開きます 別ウィンドウで開きます

車載に搭載したレーダによりマイクロ波を照射し、目には見えない地下の状態を計測します。最高時速80kmで走行しながら計測することができます。車が通れない狭い範囲は、手押しカートにレーダを搭載し計測を行います。

計測の流れ

1

現地確認・お見積り(無料)

現地で計測対象、配管等の密度、利用目的などを確認します。その後、取得する3D点群データに空白箇所が発生しないよう、機械設置点等を検討します。現地確認後に、お見積りを提出します。現地確認とお見積りの作成は無料です。ご希望の場合は、画面最下部記載の問い合わせ先より、お気軽にご連絡ください。

2

計測

各種機器により対象範囲の計測を行います。精度を重視するため、測量士の資格を持った専門スタッフが実施します。

計測したい範囲の広さ、位置、必要としているデータの精度によって使用する計測機器を選択します。複数の計測機器を組み合わせて使用することも可能です。

3

TS(トータルステーション)測量・水準測量

計測を重ねていくと、3D点群データの合成処理の際に、誤差が累積していくことがあります。ナカノアイシステムは測量業者であるため、データの精度にこだわります。TS測量や水準測量を実施し、明瞭な地物に基準点や水準点を与えながら合成処理を実施することで精度を確保します。

4

データ処理

取得した3D点群データについて、測量技術を駆使し合成処理を行い、その後ノイズ除去を行います。

5

3Dモデリング、2D図面作成

ご要望に応じ取得した3D点群データから、3Dモデリングデータ・平面図・立面図を作成しご提供します。

3次元プラントマッピングソリューションの利用事例

  • 施設内の把握

    施設の増改築、配管や機械の追加等が幾度となく行われ、どこにどんなものがあるのか?寸法はどのくらいか?など施設内を把握しきれなくなっている場合があります。そんな時!3D点群データを取得し、施設内の現状を把握することができます。計測結果は、3D点群データだけでなく、3Dモデリングデータとしてお渡しすることも可能です。

    3D点群データ 3D点群データ 3Dモデリングデータ 3Dモデリングデータ



  • 地下埋設物の把握

    地下埋設物について、地下レーダ探査機を用いることにより3D計測が可能です。上部は3D点群データ、地下部は3Dモデリングデータとなります。工事のための局所的な計測から、台帳化のための広域の計測までお任せください。

    地下埋設物の3Dモデリングデータ地下埋設物の3Dモデリングデータ

    地下埋設物の3Dモデリングデータ地下埋設物の3Dモデリングデータ




  • 機材搬入のレイアウト検証・干渉チェック

    取得したデータ内で各種シミュレーションを行うことができます。例えば新に導入する機材がある場合、搬入経路で既存の機材と干渉が無いか、設置箇所に納まる大きさかなどをシミュレーションすることができます。さらに、既設配管と新設配管の干渉チェックにもお使いいただけますので、工事の手戻りを未然に防止することができます。

    機材搬入シミュレーション機材搬入シミュレーション

    干渉シミュレーション干渉シミュレーション




  • 不陸調査

    取得した3D点群データが持っている高さ情報により点群データに色を付け、凹凸を面的に把握することができます。室内外問わず不陸調査は実施可能です。

    3D点群データ 不陸調査結果



  • 3Dマップでの設計・保全管理

    取得した3D点群データと空中写真測量を組み合わせて、3Dマップを作成することができます。プラント内全体を把握できるため、BIM/CIMの基本データとして、また保全管理の基本データとしてご利用いただけます。

    3Dマップ 3Dマップ

2次元プラントマッピングソリューションの利用事例

  • 空中写真撮影・平面図による設計・保全管理

    セスナ機から空中写真を撮影し、空中写真オルソ画像と平面図を作成します。地上測量による平面図の作成に比べ、早くかつ安価に作成することが可能です。プラントのベースマップとして、高精度な平面図を作成されてはいかがでしょうか。

    空中写真オルソ画像空中写真オルソ画像

    平面図平面図




  • 防災用ハザードマップ(標高段彩図)

    航空レーザ計測、UAV(ドローン)レーザ計測などにより、防災用ハザードマップ(標高段彩図)を作成することができます。近年自然災害により浸水などの被害を受ける事例を耳にします。被害を未然に防ぐための資料として、ハザードマップをご利用いただけます。

    標高段彩図 標高段彩図

プラントマッピングソリューションによる保全管理と財産管理

  • 「プラント・工場 施設管理GIS」

    上記のプラントマッピングソリューションを搭載し、プラントの保全管理と財産管理を行う地理情報システム「プラント・工場施設管理GIS」をご用意しております。プラント内、工場内に点在する2次元と3次元の地図や資料を一元管理することにより、労務費の軽減につなげることができます。 "計測しただけ"で終わりでなく、その先の利活用を見据えているのがナカノアイシステムです。

    プラント・工場 施設管理GIS プラント・工場 施設管理GIS