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お知らせ

2021年 社長年頭の挨拶

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新年あけましておめでとうございます。皆様方には平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。   

2020年は新型コロナウィルス一色の年でした。昨年の年頭の挨拶で、「ついに2020年オリンピックイヤーが幕を開けました。」と書いたのもつかの間、1月の中頃からコロナ関連のニュースが聞かれるようになり、2月には大型クルーズ船の横浜港停泊が連日報道されました。なんとか水際で抑えてほしいという願いもむなしく、日々加速度的に感染者は増え続け、今では日本国内でも20万人を超える勢いとなっています。緊急事態宣言による外出自粛、オイルショックさながらのマスクや紙製品の買い占め、3密回避などの新しい生活様式、そしてオリンピック・パラリンピックの1年延期。これほどまでにあの日あの時のことを鮮明に思い出せる1年はなかったと思います。

さて、コロナ禍を機に働き方に変化が起こっています。新型コロナウィルス専門家会議から出された「新しい生活様式」では、働き方のスタイルについても触れられています。その中でテレワークや時差出勤、広々したオフィスにオンライン会議などが推奨されていますが、つまりは物理的な距離を保ち接触機会を減らすことが重要ということになります。普通に考えればこの上なく商売しづらい状況ですが、商魂たくましいベンチャーにとってはこれが新たなビジネスのヒントになりました。これまでにない商品やサービスが次々と生まれ、ニュースや新聞で取り上げられるたびに感心させられています。ただ、感心してばかりもいられません。「進化する技術、変わらぬ信頼」をモットーに、変化する市場に独自のイノベーションを起こすことで企業の持続的な成長を守り抜いてきた当社としても、サービス内容をウィズコロナ・ポストコロナといった時流に乗せていきたいと思っています。

例えば、建設業界ではBIM/CIMの流れが加速することは間違いありません。それはコロナ禍が、リモートや非接触で対応できる業務の拡大を後押ししているからです。3次元計測は当社の得意とするところですが、今後は3次元データの多彩な表現や多種多様な活用方法について研究を重ね、現実世界とサイバー空間の融合が生み出す新サービスを展開していければと思っています。2021年もナカノアイシステムの新たな挑戦にご期待ください。   

最後になりますが、本年も皆様が健やかで充実した一年となることを祈念して、年頭の挨拶とさせていただきます。

   

株式会社ナカノアイシステム    

代表取締役社長 坂井 浩