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お知らせ

2022年 社長年頭の挨拶

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新年あけましておめでとうございます。皆様方には平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。   

2021年もやはりコロナ無くして語れない一年となりました。仕事をする上でのウィズコロナもだいぶ浸透してきた感があり、オンラインでの会議も日常となりつつあります。とはいえ画面越しの相手とは温度差を感じることもしばしば。ビジネスライクな会話に終始し、雑談や冗談を言う機会が減ったことに間違いありません。まじめな会議だけがアイディアを生むわけではなく、雑談の中に重要な情報やヒントの種があると説いてきた身としては、いささか物足りなさを感じます。メリットの多いオンライン会議ですが、そういった点は不便だなと思います。コロナ禍3年目を迎える2022年、オンラインでの心理的距離の詰め方を模索し、まずは会議冒頭でアイスブレイクを実践することから始めてみます。

さて、国土交通省主導のもと2020年からスタートしたProject PLATEAU(プロジェクト・プラトー)ですが、昨年4月にPLATEAU Viewの一般公開が開始されました。また、時を同じくして全国56都市のPLATEAUデータ(3D都市モデル)がダウンロードできるようになり、デジタルツインの普及に大きく貢献すると思われます。Project PLATEAUの構想はコロナ禍前から検討されていましたが、社会的距離を必要とするこのタイミングでの公開は、見えない何かがDXの推進を後押ししているのかもしれません。
全国56都市の中には、新潟県として唯一新潟市が含まれています。新潟の玄関口である新潟駅。現在リニューアル工事中ですが、新たな万代広場の整備イメージを、3D都市モデルに重ね合わせPLATEAU Viewで確認できるようになっています。長きにわたり行われていた工事なので、一市民としてはその全貌が気になるところでしたが、バーチャル空間で誰もが簡単に見られる環境が整備されるとは驚きを禁じ得ません。

当社としてもその活用方法にアイディアを出すことは、至上命題だと捉えています。当社独自の研究開発はもとより、新潟市スマートシティ協議会に参画し中心市街地の活性化にPLATEAUデータを役立てるべく検討を進めています。地元新潟で取り組んだ内容を、今後全国に向けて発信していければと思いますので、2022年もナカノアイシステムの新たな挑戦にご期待ください。   

最後になりますが、本年も皆様が健やかで充実した一年となることを祈念して、年頭の挨拶とさせていただきます。

   

株式会社ナカノアイシステム    

代表取締役社長 坂井 浩