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お知らせ

2026年 社長年頭の挨拶

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 新年あけましておめでとうございます。皆様には平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。2026年の幕開けにあたり、皆様とともに新たなスタートが切れることを大変嬉しく思います。
   

 さて、昨年前半を象徴する大きなニュースのひとつが、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故です。この事故は、インフラの老朽化と点検体制の課題を浮き彫りにしました。直径40メートルを超える巨大な陥没により尊い命が失われ、周辺住民の生活にも深刻な影響を与えています。地中インフラの健全性を把握する重要性を社会全体に強く認識させる契機となり、私たちの業務にも大きな示唆を与える結果となりました。     

 例えば、計測技術や地理空間情報は、地上だけでなく地下の空洞や構造物の把握にも応用可能です。今後は、地中レーダーや3D地形モデルとの連携をさらに強化し、インフラ点検や維持管理に革新をもたらすソリューションの提供を目指してまいります。
     

 また、昨年後半は何といってもクマです。全国で目撃件数が急増し、多くの被害を報道するニュースが社会全体に強い不安を与えました。背景には、自然環境の変化、人口減少による管理体制の弱体化など、複雑な要因が絡み合っています。       

 そんな中、地理情報システム(GIS)でクマの目撃情報を日々公開している自治体があります。従来、自治体がGISで公開する地理空間情報はハザードマップや道路情報、都市計画情報などが主流で、閲覧数もこれらが上位を占めています。ですが、昨年10月以降その構図が一変し、クマの出没マップがダントツ1位となりました。
       

 岩手県一関市では、今年の目撃情報に加え、過去10年分のデータも併せて公開しています。これにより、過去との比較が可能となり、昨年の異常な目撃件数や、行動範囲が生活圏のすぐ近くまで迫っていることが、より明確に把握できるようになっています。         

 こうした事例は私たちに「情報の力で安全を守る」ことの重要性を示しており、地理空間情報は防災やインフラ管理だけでなく、日常生活の安心にも直結する技術だと実感しています。当社は、これらの知見を活かし、より高度なデータ活用とソリューション開発を通じて、人々の安心・安全な暮らしを守り、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
        

 最後になりますが、2026年が明るいニュースで満たされ、希望にあふれる一年となることを祈念して、年頭の挨拶とさせていただきます。
   

株式会社ナカノアイシステム    

代表取締役社長 坂井 浩

一関市公開地図情報サービス「有害鳥獣出没情報」